１２月１１日（火）
「みんなの発表会」の日です。
６時半、いつものようにセビジャーナスの個人練習から１日のスタート。
この生活も今日が最後になります。ホッとしております。
（若干の寂しさがないこともないですが・・）
ペアのSさんと、毎回来ているYさんと、３人で練習。
でも、Yさんの調子が良くありません。
風邪をひいてしまったとか。
前日、夜遅くまで頑張っちゃったからなあ・・。
ちょっとかわいそうな事をしました。
（でも、最初に夜の出演依頼を受けたの、Yさんだからなあ・・）
※話の筋が読めない人は、１２月１０日をご覧ください。
午前は楽器練習、それからセビジャーナスの練習が２回。
１回目の練習に来なかったM先生、体調が悪いのでしょうか、心配です。
先生が来ないので、１０分間の練習時間を２回通しで踊って終了。
２回目の練習にはしっかり先生が復帰しています。
元気そうで安心しました。
午後１時、発表会がスタート。
全６０組近くの出演グループ（あるいは個人）があるので、終了は５時を過ぎてしまいます。ほんとに長丁場の発表会です。
船内のい様々な企画や同好会が一斉に発表するので、中には５回６回と出演する人もいます。バイタリティのある人がたくさんいて、ほんと刺激になります。
私の出番は３時頃のウクレレグループと、大トリのひとつ前のセビジャーナスの踊り。
ウクレレは、「プアマナ」といハワイ語の曲と「グッバイホノルル」という日本語の曲のふたつ。ゆとりがあれば暗譜して演奏したいところですが、今回はそんな暇もなく、ウクレレのヘッド部分に紙を貼って、それを見ながらの演奏になります。
途中で少々ミスしましたが、３０人近くの大集団なので問題ありません。全体としてはまずまずの出来栄えだったようです。
続いて「セビジャーナス」。こちらは今まで部活状態で練習してきたので、かなり気合が入っています。残念ながらYさんが熱を出してお休みしてしまいましたが、残ったメンバーで本気の踊りを見せつけてやりました。私も、低い天井に手をぶつけながら頑張りました。
それに、ペアのSさんもノーミスで踊りきり、一緒に朝練をしてきた身としては、こちらの喜びもひとしおです。
踊りもうまくいき、会の終了後もいろんな人から撮影を求められ、一瞬スターになったような気分です。特に女性陣は先生が持ってきた衣装を着て、かなり華やかな雰囲気でしたから、写真映えも良いのです。（男は、、、それなり。）
メンバーの中には、演技が終わってから涙を浮かべる人もいて、「まさに部活や。」と感じるひとときでした。
これで、血の滲むような練習の日々もおしまい。
明日から、普通の男の子に戻ります。
夕方、９階デッキで焼き鳥丼を食べていると、何人かから「いろんなところでご活躍ですね。」と、褒められます。実際にはもっと頑張ってる人がたくさんいるので、僕なんか普通の人グループなのですが、、、もしかしたら、顔が目立つのかもしれません。
６時半、知り合いのYさんのお誕生会に呼ばれて、６人のお姉様方に囲まれての緊張の食事会。８時からはウクレレメンバーの打ち上げ。最後になってアルコール摂取が続きます。風邪も流行り始めているし、気をつけなくちゃ。
でも、デッキでウクレレ伴奏で、みんなで歌うのは気持ちよかったです。
先生の「発表会より今の方が歌いいじゃないの！」という指摘には、「今は先生の伴奏で歌ってるだけでしょ！楽器と歌の両方って大変なんだから！」と返し、ガンガン歌いまくって夜の１１時にはお開きとなりました。
最初はどうなるかと心配したウクレレクラブですが、穏やかな雰囲気で終わりを迎えられて、とても充実した船内生活になりました。ぐいぐい進む先生のペースも慣れてしまえば逆にクセになるというか中毒性があるようで、このままずーっと習っていたいと感じました。先生の術中にハマり、洗脳されてきたのかもしれません。それから、もちろんここまで一緒に活動して来たみなさんに感謝です。自分はろくな役割も果たさずただ参加するだけでしたが、場所の確保など動いてくださったり、全体の雰囲気をうまくまとめてくださったり、ほんとに感謝してもしきれません。ありがとうございました。
